2025年1月19日(日)、鳥取県民体育館の研修室にて「冬季ワークショップ」を開催しました。今回のイベントは、公立鳥取環境大学の学生たちが主体となって、企画、実施、司会進行を行い、環境を守ることの重要性を伝えるため、3つのプログラムと現状を説明したスライドを用意しました。

環境大学生が作成したスライドはとても分かりやすく、参加した約30名の小学生は真剣に聞き入っていました。

ペットボトルを使ったろ過装置

子どもたちは、大学生の指導のもと、砂利や活性炭を使って自分だけのろ過装置を作り、汚れた水を実際にろ過する体験をしました。透明な水が流れ出た瞬間、会場は歓声に包まれました。この実験を通じて、子どもたちは水の大切さと、それを守るための努力がいかに大切かを学びました。

ソーラーカー工作

小さな部品を一生懸命組み立て、ライトを当てて走らせることで、子どもたちは再生可能エネルギーを体感しました。今回は室内のためライトを当てての走行。ソーラーカーが走り始めた瞬間、「走った!」との声が会場に響き渡りました。

守りたい自然の絵を描こう

さらに、「守りたい自然の絵を描こう」コーナーでは、テーマに沿った絵を子どもたちが思い思いに描きました。鳥取の自然の風景を描いている児童もいました。

美しい自然が消えてしまわないように、守りたいという気持ちが強まってくれたことを願います。

参加者の声

●楽しく環境の学習ができ、よい体験ができました。ありがとうございました。

●このような機会をいただきありがとうございます。環境について考える素敵な機会となりました。     

●各コーナーの説明が、子どもに分かりやすい言い方をしてくれていたので、理解しやすかったです。

その他

ろ過装置ブーズの一部でひっそりと「シジミ」のろ過実験をしていました。
湖山池に生息している大ぶりで、丸々としたかわいらしい「シジミ」が池の水をきれいにしていました。1時間後に透明度が上がったことに気が付いた参加者はいましたか?

今後もより一層楽しみながら学べる、このようなイベントを開催し続けたいと考えております。次回も皆様のご参加を、ぜひお待ちしております。